胃潰瘍の原因のひとつにピロリ菌があります

胃潰瘍の原因のひとつにピロリ菌があります

胃は健康であれば、少しの損傷程度では周囲の細胞により胃粘膜を修復しますが、何らかの原因により修復できない場合に胃酸による消化が進み、胃壁の組織が失われて胃潰瘍になります。
胃粘膜の修復を阻止する原因にはストレス、慢性胃炎などがありますが、原因のひとつとしてピロリ菌も考えられます。
この菌はアンモニアや毒素を作り出し、胃粘膜を直接損傷するのです。
ピロリ菌に感染しいてると胃潰瘍の再発を繰り返すことがあり、内視鏡などでの検査の結果、感染している場合には薬で除菌療法を行ないます。
除菌後4週間経った時点で、除菌できたかを再度検査して調べます。
除菌が成功すると殆どの場合、再発はありません。
胃潰瘍は、過労やストレスを避けることが大切で、お酒や喫煙、胃酸の分泌を促すようなコーヒーや濃いお茶、強い香辛料の刺激物などを控え、規則正しい食生活などの生活習慣の改善が必要です。
これに加えて、ピロリ菌の検査も受ける必要があります。

胃や腹部痛の原因はピロリ菌かも

胃や腹部の痛みが続いたり、繰り返したりしている方は、ピロリ菌に感染している可能性があります。
ピロリ菌とは、ヘリコバクター・ピロリという名前の、胃の粘膜に生息する菌のことです。
この菌は、強いアルカリ性のアンモニアを産生します。
このアンモニアが人体にとって有害なものなのです。
ピロリ菌に感染すると、胃や十二指腸に潰瘍を繰り返すことになります。
潰瘍の再発を防ぐには、ピロリ菌の除菌を行う必要があります。
きちんとした病院で、適切な処置による除菌を行うことにより、その後の潰瘍の再発を高い確率で抑えることができるのです。
統計の上では、成人の70%がこの菌に感染していると言われています。
菌に感染しているかどうかの判定は、尿素呼気試験や採血、尿や便の検査や胃カメラなどにより判定されます。
胃や腹部の不快感や痛みといった症状が長く続いたり、何度も同じ症状を繰り返しているような方は、一度検査を受けてみることをおすすめします。